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【5人乗り】新型C-HR(トヨタ)燃費30.2km/L、251万~のメリット・デメリット

更新日:

C-HRの全体画像

トヨタ・新型-HR
5人乗り・3ナンバー

人気 燃費 価格 馬力 室内広さ
荷室広さ
操作性
安全性
とても良い とても良い 良い とても残念 とても残念 残念
1位 30.2
km/L
251万~ 116馬力 残念 残念

新型C-HRの口コミ・評価

新型C-HRは、2016年12月に日本で発売が開始された新型車になります。

2016年に生産終了した3代目RAV4以来となる3ナンバーサイズのクロスオーバーSUVで、販売はトヨタ全チャンネルからする力の入れようです。

2017年1月~4月まで4ヶ月連続SUV販売台数ナンバー1となっており、高い人気を誇っています。

ラインアップは1.2Lエンジン搭載のガソリン仕様(4WDのみ)と1.8Lエンジン+モーターのHV仕様の2モデル展開でグレードも2つずつとシンプルな構成となっています。

C-HRの【燃費】

新型C-HRはガソリン車に1.2L直列4気筒ターボを搭載し、JC08モード15.4km/Lの低燃費を実現しています。

HV車では1.8Lエンジンと高性能モーターを組み合わせたことで30.2km/Lの圧倒的な低燃費を実現しています。

C-HRのハンドル

ライバル車のヴェゼルと比較すると、ガソリン車が20.6㎞/L(4WD仕様は19.0km/L)・HV車では27.0km/Lとなっており、ガソリン車は4WDと言う事もありやや物足りない数値ですが、HV車はクラストップレベルの燃費水準となっています。

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C-HRの【価格】

ガソリン車が251万円~・HV車は264万円~の新型C-HRは、エントリーグレードでトヨタセーフティーセンスPが標準搭載しているなど装備は充実していますが、やや高めの設定になっています。

C-HRの顔画像

国産SUVでライバル車のヴェゼルを見てみると、ガソリン車が192万円~・HV車が227万円~とガソリン車・HV車共にかなりの価格差があります。

もちろんブランド・装備・性能などが異なるので一概には比較出来ませんが、ヴェゼルに比べるとやや割高な感があるのは否めません。

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C-HRのメリット(良い点)

①クラウンにも採用されているトヨターセーフティーセンスPを装備。

ミリ波レーダーと単眼カメラを組み合わせた新型C-HRは、先進の予防安全装備であるトヨタセーフティセンスPを搭載しており、前方の車両だけでなく、歩行者や自転車などにも対応してくれます。

C-HRの室内画像

この他にも車線逸脱を警告してくれるレーンディパーチャーアラート(ステアリング制御付)なども備えており、ドライバーの運転をサポートしてくれます。

ライバル車を見てみると、ヴェゼルにはホンダセンシングが備わっており、どちらもトップクラスの予防安全性能となっています。

②静粛性はSUVと思えないレベルで、室内の会話や音楽鑑賞も邪魔しない。

新型C-HRは、吸遮音材の最適構造・配置や騒音源と構造部分の共振を防ぐ周波数チューニングなどが行われており、ロードノイズなどを拾いにくくなっています。

C-HRのタイヤ画像

HV車には、エンジン音が静かな上に、エンジンアンダーカーバーにサイレンサーも付けられており、さらに静粛性が高くなっています。前後席での室内の会話もしやすく、静粛性は抜群でドライブには最適な車種です。

ライバル車を見てみると、ヴェゼルも同様に高性能の防音材などを採用しており静粛性は高くなっていますが、CX-3とだと圧倒的にC-HRの方が静かです。

③高い次元で走行安定性と乗り心地を両立。

前後にザックス製のダンパー、リアサスペンションにピロボールや発泡ウレタン製ダンパーマウントを採用した新型C-HRは、高い走行安定性とフラットな乗り心地が魅力です。

SUV車にありがちな突き上げも少なく、乗っていてもストレスはあまり感じることはありません。

C-HRの前席画像

ライバル車のヴェゼルは、マイナーチェンジでやや改善したものの乗り心地が固めで、後席に座っていると路面が凹凸を拾ってしまいます。

C-HRの方がタイヤが路面がしっかりとつかんでおり、ヴェゼルよりも乗り心地は快適です。

④最小回転半径は5.2mとSUVではかなりの取り回しの良さ。

全(長4,360mm×幅1,795mm×高1,550mm)の新型C-HRは、幅が1.7m超えのため3ナンバーにはなっていますが、コンパクトなボディーで運転しやすいSUVになります。(4WD仕様は高さ1,565mm)

また最小回転半径は5.2mとかなり小さく抑えており、狭い路地やUターンも楽チンです。

C-HRの正面画像

ライバル車のヴェゼル・CX-3は同じようなボディーサイズに抑えているものの、最小回転半径は5.3mとなっており、C-HRの方が小回りは効きます。

⑤全高を抑え、スタイリッシュで都会的なエクステリアに。

全高を抑えた新型C-HRは、2015年の東京モーターショーのコンセプトカーのイメージそのままに、スタイリッシュで都会的なエクステリアになっています。

また後席のドアハンドルはCピラー部分に収納することで、クーペ風の流線的な伸びやかなデザインに仕上げています。

C-HRの後方画像

ライバル車のヴェゼルは実用性を重視した結果、ありきたりな外観となっています。無難なデザインになりがちなSUV車の中で、C-HRは一際脚光を浴びています。

C-HRのデメリット(欠点)

①荷室高が675mmとかなり低く、ラゲッジスペースは限定的。

通常時奥行き770mm×幅950mm×高さ675mmの新型C-HRは、テールゲートが強く傾斜したデザインを採用しているため天地方向に制限があり、荷室容量は318Lと少なめです。

C-HRのトランクルーム

パッケージトレイを標準装備していますが、それを使用するとフロアからトレイまでは385mmとさらに荷室高が低くなり、使い勝手の面でやや難があります。大きな荷物を積む際には外しておいた方が良いです。

C-HRの荷室

ライバル車と比較するとヴェゼルは、通常時で奥行き780mm×幅1,000mm×高さ880mmと全ての項目でC-HRを上回っています。

また容量は393Lとこのクラスではトップレベルの広さとなっており、ラゲッジの使い勝手も良くヴェゼルの方がおススメです。

②室内高がヴェゼルより55mm低く、後席はやや圧迫感あり。

室内(長1,800mm×幅1,455mm×高1,210mm)の新型C-HRは、プリウスと同じTNGAプラットフォームが採用されており、室内空間はお世辞にも広いとは言えません。

ライバル車のヴェゼルと比較すると、室内(長1,930mm×幅1,485mm×高1,265mm)と全ての項目でC-HRを上回っています。

C-HRの後部座席

特に後席で両車の差が出ており、C-HRは頭上空間が拳0.5個程度しかなく、かなり圧迫感がありますが、ヴェゼルは頭上1.5個程度は確保しています。

またC-HRの後席にはリクライニング機能がありませんが、ヴェゼルには用意されており、居住性では大きな差があります。

③後方視界はかなり悪く、バックカメラは必須か。

新型C-HRは、フロントガラスは大きめで前方視界は悪くありませんが、サイド・リアガラスが小さく、側・後方の視界はかなり悪いです。

開発責任者も前後を絞り込んだエクステリアデザインを優先し、敢えて後部座席の視界は犠牲にしたと言っており、バックをする際には注意する必要があります。

C-HRの後方窓

ライバル車のヴェゼルは、C-HRに比べえるとまだリアガラスも大きく、視界は悪くありません。C-HRを選ぶ際には、バックカメラは付けておきたい装備です。

C-HRのまとめ

新型C-HRは、クーペのようなスタイリッシュさとSUVの力強さを兼ね備えたエクステリアが魅力の1台です。

その分室内の居住性・ラゲッジスペースがやや犠牲となっており、見た目重視で普段は1~2人乗りをする方に向いています。実用性を重視するならライバル車のヴェゼルが広く、ファミリー層はそちらを選ぶ事をおススメします。

価格はやや高めの200万円台中盤からのラインナップですが、ガソリン仕様とHV仕様の価格差が13万円程度しかなく、どうしても4WD車でなければいけない場合以外はHV仕様を選ぶと良いです。

燃費は倍近く違うので、3~5年くらいで元が取れるので、お得感のある1台になります。

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